中村穣二 & Hiraparr Wilson「moderate」at BnA Alter Museum


京都・河原町四条のアートホテルBnA Alter Museumで開催される展示をPulpのディレクター田窪直樹が企画いたします。

中村穣二 & Hiraparr Wilson exhibition
「moderate」

presented by Pulp

2022/10/1(土) – 11/6(日)
11:00-20:00 ※10/2のみ11:00-15:00

at BnA Alter Museum (京都府京都市下京区天満町267−1267-1) ※NOT Pulp

[ARTIST]
中村穣二
Hiraparr Wilson




この度、宿泊型ミュージアムBnA Alter Museumでは、10月1日(土)より東京をベースに活動するアーティスト中村穣二Hiraparr Wilsonの二人展「moderate」を開催いたします。

東京のほか、パリ、台湾など国内外で展覧会を開催し、近年ではJOURNAL STANDARDやCIBONEなどともコラボレーションも行う中村穣二。
toe、思い出野郎Aチーム、やけのはら など数々のミュージシャンのアートワークを手掛けるほか新鋭ファッションブランド・SIRLOINにもイラストを提供するHiraparr Wilson。

そして、本展覧会の企画は、ボアダムスEYヨ制作のBnA Alter Museumスイートルームをディレクションをした田窪直樹(Pulp)が担当します。


大胆で有機的な線、感じたままに盛られる形。
手技は原始的でありながら、纏う色はポップで現在的。
そこに表出したキャラクターは宇宙的/未来的で、オーパーツじみた違和感を醸す作品群。

初めて画材を手にしたにも関わらず、脳内に浮かぶフレッシュで、でもまだ不完全なイメージを忠実に表現した子供のような。
完成された美しさを目指すのではなく、かといってプリミティブなだけではない、”程よい粗野を研ぎ上げる”二人が作り上げる世界は幅位広い時間軸を持ち、様々な焦点を持たせてくれる。

本展キュレーター 田窪直樹(Pulp)



また本展に合わせ特別企画を2つご用意。

1つ目は、期間限定にて当館宿泊室であるアートルームの803号室を、中村穣二とHiraparr Wilsonの二人が手掛けます。このアートルームは10月2日より宿泊受付を開始。展覧会とはまた違いたっぷりとした時間で、2人の作品世界を楽しむことができます。

2つ目には、10月1日のオープニングイベントとして、バンド「goat」「bonanzas」のプレイヤー兼コンポーザーである日野浩志郎による電子音楽ソロプロジェクトYPYのライブセットをはじめ、DJに威力、Zodiakを迎えたオープニングパーティーを開催します。


関連企画

①ART ROOM 803
泊まれるアート作品であるアートルームの803号室を、中村穣二とHiraparr Wilsonの二人が手掛けます。 10月2日(日)の宿泊分より受付開始。
※803号室の部屋指定ご予約は公式ページ予約サイトもしくは各種ホテル予約サイトより「ART ROOM 803」を選択しご予約ください。

②moderateオープニングイベント
場所:BnA Alter Museum 1F
日程:10月1日(土)18:00-21:00
Live:YPY
DJ:威力Zodiak
入場料:1,000円




::ARTIST PROFILE::

中村 穣二 Joji Nakamura

画家
1974年生まれ 横浜市出身 千葉育ち
血液型O型

Instagram:@joji_nakamura



Hiraparr Wilson

東京都出身。
大学卒業後、友人ミュージシャンのアートワーク制作の依頼をきっかけに絵を描きはじめ、思い出野郎Aチームなどの多くの音楽家のアートワークを手がける。
2017年頃から独学で自身の作品制作をはじめ、絵画、ミューラル、立体、陶芸など様々なメディアを用いて作品を発表。作品はどこかとぼけた雰囲気を纏いつつ、常に新鮮な表現を探求している。
ブリコラージュ的思考により極力身近にある物でどれだけフレッシュなモノを作れるかを大事にしている。

Instagram:@hiraparr



YPY

日野浩志郎によるソロプロジェクト。
国内外のアンダーグラウンドミュージシャンのリリースを行うカセットレーベル「Birdfriend」、コンテンポラリー/電子音楽をリリースするレーベル「NAKID」主宰。「goat」、「bonanzas」というバンドのプレイヤー兼コンポーザーであり、自身の舞台作品としてクラシック楽器や電子音を融合させたハイブリッドオーケストラ「Virginal Variations」、多数のスピーカーや移動する演奏者を混じえた全身聴覚ライブ「GEIST(ガイスト)」の作曲・演出の他、カジワラトシオと東野祥子によって設立されたANTIBODIES collectiveでの活動などを行っている。2021年には佐渡島の太鼓芸能集団鼓童と滞在制作を行い書き下ろした90分に及ぶ楽曲群を捉えた映画「戦慄せしめよ/Shiver」(監督:豊田利晃)が公開。これまでEM records、Workshop、WhereToNow?、Nous、Acido、BLACK SMOKER RECORDSなどからリリースしている。

Instagram:@po00oq



威力 Iryoku

夜更けの音楽ファン今晩は、

Instagram:@soonoverbabaluma



Zodiak

グラフィック・デザイナー。
美術展示/映画チラシ、音楽作品のカヴァーから書籍まで、多岐に亘ってデザインを手がける。Bedouin Recordsのアート・ディレクション、Club Circusのグラフィック・デザイン、Ryo Murakami主宰Depth of Decay、小柳カヲル主宰Suezan Studioなどの諸作に携わる。書籍では『WARP 30』、『クラウトロック大全』などのデザインを担当。
2018年にドイツ・ベルリンのBerghainで開催されたBedouin Records Label Showcaseに出演。

Instagram:@takashi_makabe




企画:BnA Alter Museum, Pulp 田窪直樹